鎌倉観光

八幡神の使いが「鳩」であり、鶴岡八幡宮は別名「鳩宮」と呼ばれることも。 成就院は、由比ヶ浜を見下ろすように一望できる絶好のロケーションに位置するお寺です。 かつて空海が諸国巡礼の際に護摩供の修法を行ったといわれる跡に、第3代執権である北条泰時が創建したと伝えられています。 良縁成就のお寺として有名で、多くの観光客が参拝に訪れます。

七福神は縁起が良いとされるので、お正月にめぐる人が多いようです。 鎌倉・江の島のコースは、弁天様が2人いらっしゃるので八福神めぐりです。 おすすめは、SNS映えする「大仏ビスケット」がトッピングされたクレープ。 大仏ビスケットのトッピングは鎌倉店限定なので、ぜひ鎌倉観光の記念に立ち寄ってみてはいかがでしょう。 源頼朝は、平家との戦いの際、夢に現れた「かくれ里の稲荷」のおかげで勝利したといわれています。 頼朝が若い頃に呼ばれていた「佐殿（すけどの）」を「助けた神」であることから、「佐助稲荷神社」と名付けられました。

スケジュールを上手に組めば、限られた時間でも十分に鎌倉観光を満喫できます。 ここでは、鎌倉観光の半日モデルコースや、1泊2日のおすすめモデルコースをご紹介します。 静かに佇むこの空間は、朝廷文化を今に伝える希少な場所で、観光の癒しスポットとしてもおすすめ。

鎌倉宮は、1869年に明治天皇の勅命により創建された神社です。 御社殿の奥には、後醍醐天皇の皇子・護良親王親王幽閉の地と言い伝えがある、約4メートルの岩窟があり、ゆかりの品々が所蔵されています。 神社の御朱印は、東秩父の手漉き和紙を使用したこだわりが詰まっており、季節の風景などが描写された鎌倉宮ならではの御朱印。 また、『新古今和歌集』の和歌が書かれた和歌みくじは、神社職員によりひとつひとつ丁寧に手作りされており、温かみを感じられます。

「鎌倉」の文字と店のロゴマークの焼印がかわいらしく、散策のおともにぴったりです。 週末は行列ができることもありますが、基本的にはすぐに購入できます。 「鎌倉駅」から徒歩圏内、江ノ電の「由比ヶ浜駅」からは、徒歩数分で行ける好立地にあり、明治時代の頃から海水浴場として賑わい続けてきた由比ヶ浜海岸。

お腹をなでると御利益があるそうなので、訪れた際には、ぜひ触ってご利益をいただきましょう。 絶好の写真スポットにもなっており、特にあじさいの時期には多くの人が訪れます。 毎年9月18日には、神奈川県の無形文化財に指定されている「面掛行列（めんかけぎょうれつ）」と呼ばれる源頼朝公ゆかりの奇祭を実施。 「おかめ」や「ひょっとこ」など、ユーモラスなお面をつけた人々が町を練り歩く姿は見応えがあります。 昔懐かしい木造駅舎は趣があり、映画やドラマのロケ地にも度々利用されています。

円覚寺は、鎌倉五山の第二位の寺院で、国の名勝に指定されている妙香池や白鷺池、室町時代の名建築を移築した国宝の舎利殿など、歴史を感じる見どころがたくさん！ 山門から長い急な石段を登った山の上にある大鐘は、1301年に作られた鎌倉時代を代表する名鐘のひとつで、関東地方最大の大きさを誇り、国宝に指定されています。 また、夏目漱石の小説『門』をはじめ、数々の文豪が執筆のために訪れたゆかりの地と言われており、読書家の観光客にも人気の観光スポットとなっています。

四季折々の花や自然、イベント、祭事などを楽しめるコースや、大仏、鶴岡八幡宮、報国寺(竹寺)などをめぐる一日プラン、半日プラン、2時間プランなど。 住職を水戸徳川家の姫君が代々つとめてきた歴史があり、境内の建築物のほとんどが重要文化財として指定を受けています。 仏殿の軒下に施された「十二支」や、仏殿の扉・内側にある「セミの金具」など、あちらこちらにある細やかな装飾は見応え十分！ 花の寺としても名高く、寺の通用門にはその時期に観賞できる「花の札」が掲げられているので、チェックしてから参拝しましょう。

巡礼の旅に必要な御朱印帳や白衣、半袈裟、金剛杖などを揃えることもできます。 境内には、洋館を改装して作られた「石窯ガーデンテラス」を併設。 鶴岡八幡宮前の通りにある「arbre noir YAKUMI（アルブルノワール ヤクミ）」。 店名通り薬味のお店なのですが、ぜひ紹介したいのが店頭で売られている「鎌倉焼」（80円）。

田中翔太 (Tanaka Shota)